【amazon music】3ヶ月99円で音楽聴き放題

世代を越えて楽しめる「僕らはみんな河合荘」の魅力

世代を超えて楽しめる 僕らはみんな河合荘の魅力

「僕らはみんな河合荘」という漫画作品をご存じだろうか。本作は宮原るりによる漫画作品であり、少年画報社「ヤングキングアワーズ」にて2010年6月号から連載を開始、2018年2月号までのおよそ8年間に渡り読者から親しまれた人気作である。

書店で表紙を目にすれば、その美しい作画に視線が奪われることだろう。ヒロインの河合 律に対する可愛すぎるという感想も有名だ。今回の記事ではそんな「僕らはみんな河合荘」の魅力について詳しく触れて行くことにする。

下宿ものという懐かしさを覚えるジャンル

個性的な住人たちと生真面目な主人公の掛け合いが冴える作品と聞いて、どのような漫画を思い浮かべるだろうか。恐らく、これまでに多くの漫画を読んできた読者であれば、世代ごとに様々な作品名が思い浮かぶことだろう。

代表的な作品としては漫画はもちろん、アニメとしても有名な「めぞん一刻(高橋留美子著)」だろうか。この作品もヒロインである音無響子(主人公が暮らすアパートの管理人)の可愛さが売りのラブコメディであった。

新しいところでは、ひなた荘という女子寮の管理人となった主人公が個性的なヒロインたちに振り回されながら浪人生活を送る「ラブひな(赤松健著)」、絵本作家を目指す主人公が上京先の下宿、鳴滝荘で過ごす騒がしい日々を描いた「まほらば(小島あきら著)」がある。

有名な例を挙げればきりがないが、下宿先での生活を描く作品というものが、王道ながらも昔から漫画・アニメファンから親しまれてきたジャンルであることが分かるだろう。

ここで紹介する「僕らはみんな河合荘」もまたそんな伝統的なジャンルのひとつとして多くのファンを楽しませている漫画作品だ。特にヒロインである河合 律への評価は高く、彼女を見た瞬間、読者が抱く感想は総じて「可愛い」だ。

読書が大好きで愛想こそないものの、時折見せる儚げな表情も、男性読者の心を引き寄せる魅力の一つと言える。まさに、王道にして安定したおもしろさとヒロインの魅力を兼ね備えた、世代を問わず楽しめる作品である。

作画の繊細さと河合 律の魅力

僕らはみんな河合荘

僕らはみんな河合荘 公式Twitterより

本作の魅力がヒロインの河合 律の可愛さであることは、読者の多くが共感するところだろう。これからこの作品を読んでみたい、或いは興味を持ったという漫画ファンにとっても、作画やキャラクターの可愛らしさというものは書籍を手に取る際の決め手となる重要な要素と言えるはずだ。

実際、本作「僕らはみんな河合荘」が長期間連載を維持する中で、女性作者ながらも絶えず男性読者の支持を集めてこられたのも作画の美しさが要因であると言っても過言ではない。

取り分け、河合 律という少女はラフな性格をした女性が多い本作においては存在そのものが希少だ。そんな儚げな可愛さを持つヒロイン、河合 律の魅力を引き立てているものが繊細なタッチで描かれた作画である。

ストーリーはもちろん、女の子の可愛さと奇麗な作画を楽しみたいという漫画読者に対しても、自信を持って勧められる作品であると言える。

真面目な主人公と型破りな住人達

原作者 宮原るり公式Twitterより

ここまでヒロイン河合 律の可愛さを紹介してきたが、下宿ものでは王道とも言える個性あふれる住人たちの存在も忘れてはいけない。

特に主人公宇佐のいじり役とも言える女性陣、錦野麻弓や渡辺彩花の存在は強烈なインパクトを放つ。ある種、読者男性を惹きつける要素さえも持っていると見ることもできるが、宇佐を取り巻くガサツな女性陣の存在がなお一層、律の希少さを目立たせていると考えることもできるだろう。

一方の男性陣としては、主人公のルームメイトである城崎志弦がいるが、シロの愛称で知られる彼の存在はサディスティックな河合荘の女性たちの特徴を更に際立たせている。

そんな賑やかな環境の中にあって、一際物静かな空気と優しい雰囲気を作り出している主人公宇佐と律の存在が何か特別なものに見えてしまう。そうしたテンションの落差を楽しめるのも、この作品の魅力だ。

人を選ぶ側面もある

作画の美しさと個性的な住人たちによる騒がしくも楽しい日々、下宿という日常生活の空間の中でありそうもない出来事や登場人物の掛け合いを楽しめる、魅力あふれるラブコメ作品であることはここまで既に説明した通りだ。

しかし、注意したい点があるのも事実と言える。本作を過去作品と照らしてみるならば、もっとも近い作品が赤松健原作の「ラブひな」である。両作品の共通点としては、気弱な男性陣に対し、やや気性の荒い女性陣の存在が際立つことだろう。本作の場合は作者が女性である分、その側面が色濃く出ていることも否定できない。

「ラブひな」に見られるような暴力的行為こそ少ないが、振り回される男性陣と終始主導権を発揮する女性陣という位置づけは変わることがないのだ。だからこそ、河合 律という少女が神聖に映るのかも知れない。

本作に興味を持った読者がもし強い男性主人公を求めており、優しく清楚な女性たちの存在を求めているのであれば、この作品を楽しむことは難しいかも知れない。特に下ネタが多いため、メインヒロイン以外の女性に魅力を求める男性読者にとっては複雑なところだろう。

また、少女漫画のような作風が苦手という人にも勧め難い。あくまでも女性寄りの作品であることを忘れないようにしたいところだ。逆に、気の強い女性たちや下ネタも気にしないという読者にとっては、世代を問わず楽しめる作品であることは間違いないだろう。

美しい作画とヒロインの可愛さを楽しみたい人にはお勧めできる

本作に女性作者特有の少女漫画的な側面が色濃く出ていることは述べたが、だからと言って男性にお勧めできないというわけではない。

最初に記した通り、この作品は青年漫画誌に連載されていたものだ。そして、長期連載し、男性読者から評価されてきたことも確かな事実である。

もし、これから「僕らはみんな河合荘」を読んでみたいという漫画ファンがいて、手にするべきか迷っているようであれば、試しに読んでみるという選択をおすすめする。

本作の魅力は、繊細なタッチで描かれた美しい作画とそのペン先が描き出した河合 律というヒロインの可愛さを存分に楽しめるところにある。表紙を目にした瞬間、気になっていたならば、その時点でこの作品の虜になっていると言えるだろう。

男女問わず楽しめるラブコメというジャンル

「僕らはみんな河合荘」は2014年4月にはTVアニメ化もされており、既にアニメファンからも知られている作品だ。また、本作に先駆けて、同著者による「恋愛ラボ」も2013の夏にアニメ化されており、作者宮原るりの実力は広く知られている。

いずれもラブコメに分類される作品であり、男女ともに楽しめるジャンルのひとつだ。世代と性別を問わず楽しめる本作は、漫画好きなら一度は読んでおくべきだろう。

「僕らはみんな河合荘」最新刊第10巻は6月30日発売

なお、コミックス最新刊である10巻が6月30日に発売されるので興味のある方は是非購入してみてはいかがだろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)